干物市場ドッコム−干物レシピブログ

かれいの干物の焼き方-グリル編

1.解凍してから焼いて下さい。
※冷凍庫からだして30分もすれば解凍されます。

2.火加減は中火~やや強い中火。

3.白い面から先に6分焼いて下さい。

4.(ひっくり返して)皮の面は約3分。
詳しくは 以下の通りです。

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ガスグリルならこれくらいの火力です。
○解凍してから焼く場合。
家庭のガスコンロであれば、 中火と強火の中間がオススメです。
IHグリルは火の温度が低いので、強火がオススメです。

●冷凍のまま焼く場合。
弱火と中火の中間の中間がオススメです。
IHグリルなら、中火がオススメです。
※冷凍から焼く場合、時間がかかるため、水分が飛び、仕上がりがすこしパサつきますので、解凍してから焼かれる事をオススメします。

○解凍してある場合。
身の面(白い面)を先に約6分焼いて下さい。

●冷凍のままの場合なら弱火で約8分焼いて下さい。
上記の時間はグリルのメーカーによって変わりますが、だいたいのガスグリルがこれ位です。

色も変わりますが、身がふっくらと膨らんできます。

○見た目:半透明だった、エテガレイの色が外側から内側に向かって白く変わってきます。全体的に白くなりうっすら焦げ目がつきます。

○音:余計な水分やアクが落ちてきて「ジュージュー」騒がしくなります。

皮面を焼いて約3分。そろそろ焼き上がりです。

○ひっくり返したら、皮面は約3~4分(身の面の50~60%の焼き時間)で中まで火が通ります。

●冷凍のままの焼いた場合なら、ここで火を強くして中火と強火の中間にして皮面を約3~4分焼いて下さい。

また、焼き上がりのタイミングも魚が『合図』を出してくれますので確認して下さい。

上の写真の拡大です。汗の様に透明な水が浮き出ています。

○見た目:「透明な水」(魚の脂)が表面から浮き出てきます。

○音:「ジュージュー」が「パチッパチッ」と高い音に変わります。
「パチッ・パチッ」が 「パチッ・パチッ・パチッ・パチッ・パチッ・パチッ・パチッ」と大きくなったら焼き上がりのサインです。

そのまま、放っておくとまた、「パチッ・パチッ」に戻ります。これは焼きすぎのサインです。

つまり、音に山がありますので、山のてっぺんで火を止めるのがポイントです。

ちなみに、別の日に焼いた、焼き上がる2分前のカレイです。
白い水が出ています。

不安な場合。しっぽから3cmくらい上の部分を箸で押してみて下さい。

穴(干す時に串を刺した穴です。)から水が出てきます。

白く濁った水→まだのサインです。
透明な水→焼き上がりOKのサインです。

これからは少し上級編です。

焼き時間はグリルのメーカー・焼く季節(その日の気温)等で変わってきますので、少し曖昧に書きました。

当たり前ですが、自分の家のグリルなら、何度か焼くと、焼き方・焼き時間が分かってきます。

たとえば、ワタシの家のガスグリルなら100gのカレイなら、9分で焼き上がります。

焼き時間7分~9分の間。つまり、焼き上がり残り2分で、【しっとり焼くか?】、【パリッと焼くか?】焼き分ける事ができます。

【余熱で火を通す。】と聞くと難しく聞こえますが、火を止めてグリルのふたを閉めておくだけのカンタン作業です。

焼き上がる1~2分前に火を止めて余熱で火を通すと、しっとり仕上がります。

魚(タンパク質は)低い温度で火を通すと柔らかく仕上がる性質があります。

焼いた後すぐに食べない場合、冷めても柔らかく仕上げたい場合はこの方法がオススメです。

ちなみに、ワタシが家族の分を焼く時はこの方法です。

ダイナミックに皮のうま味を味わうなら最後は強火で仕上げます。

焼き上がり1~2分を強火にしてやります。皮が焦げて香ばしく仕上がります。

その代わり、エンガワの部分が焦げてしまう場合があるので仕上がりの美しさはありません。また、冷めた時には堅くなってしまいます。

しかし、皮のうまさ、身の食感は余熱で通す場合には味わえ無いうまさがあります。

焼き上がりすぐ食べる時にはオススメです。

ちなみにワタシが、自分で食べる分を焼く時はこの方法です。


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