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失敗しない みりん干しの焼き方-片面ガスグリル編

焼く1時間前に出しておくと、魚の温度が上がり、焼き時間が短くなります。

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みりん干しは焦げやすい魚。
しかし、ちょっとしたコツが分かれば、美味しくキレイに焼き上がります。

条件1.短時間で焼く

みりん干しに限らず、干物は短時間で焼くのが常識。
時間をかけ過ぎると、身が固くなります。

グリルの手前が一番温度が低い場所です。一番最初はこの場所で焼いておけば失敗が少ないです。

条件2.じっくり焼く

条件1.と矛盾しますが、みりん干し以外の干物が焼ける温度は200℃~250℃です。

条件3.身の面で9割火を通す

みりん干しの魚の皮はとにかく焦げやすいので、極力短い時間で焼くのがポイントです。
普通の一夜干しは【身7:皮3】の焼き時間に対して、みりん干しは【身9:皮1】で焼いて下さい。

普通の一夜干しを焼くなら強火が一番ですが、みりん干しはいつもより弱い火加減で焼くのがオススメです。

下準備

条件1を満たすために、焼く前の魚の温度を上げてやります。

下準備として、解凍状態で焼くのはモチロン、焼く1時間くらい前から外にだしておいて、魚の温度を常温近づけます。

いつもより長めにじっくり焼きます。

1.グリルの中は奥が高温、手前が低温になります。
みりん干しを焼く場合は手前に置いてやります。
2.火力は普段 干物を焼く火加減より弱めにしてやります。
※ 普段が強火なら中火で焼きます。

表から白い水が浮き出して→その水が乾燥し→焦げ目が付く位がひっくり返すポイントです。

3.焼く時間はいつもの1.2倍~1.5倍の長さで身の面からゆっくり焼いてやります。
※皮面から焼くと見事にコゲます。

4.ひっくり返したら、勝負は一瞬です。目を離さず、焦げる前に上げて下さい。

火を止めてから余熱で火を通すと柔らかく仕上がります。

満腹中枢は遅れて脳に伝わってきます。
腹八分目で食事を終わったつもりでも、後でお腹がいっぱいになります。

「魚焼き」と「満腹中枢」は似ていてグリルから出しても、余熱で火が通ります。
若干早いかな?と思う時間で止めて、グリルの中の余熱で1~2分火を通すと柔らかく仕上がります。

余熱で火を通す事によって、柔らかく焼き上がります。


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