まずは、頭をつけたままで焼く方法を、ご紹介いたします。 フライパンで焼く場合、頭を落とした方が焼きやすいです。 「頭なしの焼き方」は別ページに記述しました。
まずは、皮面を先に中火で5~6分焼きます。
|
ひっくり返す目安は見た目で判断できるので簡単です。 焼きはじめ1分だとこんな感じ。 焼けて白くなった部分が10%位です。
|
焼きはじめ6分でだとこんな感じ。 ほとんど白くなりました。こうなったらひっくり返して下さい。
|
ここで、知っていると便利なコツをお話しします。 焼いている時の音にも注意してみて下さい。 「ジュージューパチパチ」が激しくなったら「おいおい。熱いよ。熱いよ。ひっくり返してくれよ。」と魚が叫んでいると思って下さい。 そのまま放っておくと音がなくなります。 焼きすぎパサパサになります。 実は、焼き加減は魚自身が教えてくれます。
|
さて、ひっくり返した時点で8割火が通っているので、身の面は仕上げ的なイメージで焼きます。 身の面は2~3分焼いて下さい。皮面の焼いた時間の40%の時間が目安です。 やはりここでも音を頼りにすると上手に焼けます。再び「ジュージュー・パチパチ」がうるさくなったら仕上がりの合図です。
|
完成です。 グリルで焼いた物と比べ、焦げがつきますが、アクセントになって、これはこれで美味しいです。
|
1.焼き時間は中火で8分~10分が目安。
2.「頭あり」の場合は皮の面から焼く。6分~7分しっかり焼く。身の面は3~4分。皮面をしっかり焼いた分だけ短めに焼く。
3.見た目で判断するのが簡単ですが、音でも判断できます。この音の感じを覚えておくとすべての焼き器で上手に焼けます。