「鰯(イワシ)」は読んで字のごとく、鮮度落ちの早い弱い魚。当店の鰯は、名産地 島根県恵曇港で競り落とされた新鮮な素材を、港からから車で三分の加工場で鮮度を落とすことなく加工された「真イワシ、ウルメイワシ」です。そんな素材を使えるのも、商品として扱えるのも名産地ならではの特権なんです。
「新鮮すぎる魚じゃないと美味い干物なんかできるわけない。」と、こだわりの素材を使用して仕上げた、「真イワシ、ウルメイワシ」の2種類の詰め合わせです。
当然ですが、良い魚でないと良い干物は作れません。
良い職人とは良い魚の目利きでもあるわけです。
あまり知られてない事なのですが、山陰地方は東西に長い地形。
同じ時期でも港によって脂のりが違います。
○脂の乗った魚である事。 (季節と港ににこだわる)
○新鮮なうちに加工する事。 (新鮮なうちに加工できる山陰の漁港の魚のみ使用する)
この2つの条件を満たさないと、焼いた時のふっくらした食感、口の中に広がる優しい味になりません。
「刺身で食べてウマイ魚でないとウマイ干物は作れない。」と職人さんは語ります。
塩は唯一の味付けです。 大量生産の会社ではパートさんが塩入れの作業をしてる事が多いのですが、「魚の種類」、「大きさ」、「季節」により塩加減は変えなくてはいけません。
「この大事な作業を人任せには出来ない。」と職人さんは語ります。
一切人工的な手を加えていない天然の天日塩にこだわり、エテガレイ、白ハタは昔ながらの「振り塩」で加工します。 均一に塩を振ることは技術的にも難しく、大量生産には向かない手法ですが、「ちょっとでも美味しく。」と考える職人さんの意地とこだわりです。
干し加減は数値では表せない職人の経験と勘がモノを言います。
干し時間は、魚の種類よっても変えるのはもちろん、その日の気温、湿度によっても変えなくてはいけない。
と職人さんは語ります。
夜も明けきらない早朝、職人さんの最初の仕事は干し加減を途中経過を確認するため、現場に入ります。
参考程度に気温・湿度計も見ますが、肌で感じる「空気の重さ」で最終的な干し加減を決定します。そうして作られた、干し加減の良い干物は、優しい、ふっくらした食感になります。
そのような自分の仕事に誇りをもった職人が日本海の荒波で育った最高の素材で仕事をするからこそ、どこに出しても自慢の干物が出来るのです。
当店がご紹介するのは、「名人」と呼ばれる職人が作った干物。
新鮮な素材、昔ながらの手作業で作られた最高の逸品です。
当社に美味しい干物が集まる理由は、当社が江戸時代から続く「老舗」 と言う事も有りますが、私どもは単に干物を仕入れて売るだけではなく 干物の目利きのプロとして一貫して手作りのおいしい商品にこだわり 続けてきたからこそ、お客様の信用を頂くことが出来ているのだと思っています。
詰め合わせ内容 | ■真いわし(イブキ)1串(6〜8尾)×3串 ■うるめいわし(ウブキ)1串(8~12尾)×3串 ■美味しい焼き方のしおり(カラー・A4サイズ) |
全ての魚の原産地 | 山陰沖日本海 |
全て商品の調味料 | 天日塩 |
賞味期限 | 到着後30日間 |
保存方法 | 要冷凍 |
お召し上がり方 | 加熱してお召し上がりください。 |
他の送料無料の干物セットと同送する場合は金額調整のため商品(上乾物or一夜干し)を入れさせて頂いております。
価格:4,000円(税込) ~ 6,700円(税込)
[ポイント還元 40ポイント~]