2024年度【鷲見さんの 板わかめ】は完売しました。
カートボタンの下の【再入荷お知らせ】でご登録頂ければ2025年土分入荷時点でメールが届きます。
鳥取県大山町は、北に日本海。南に中国地方最高峰の大山という、海と山に挟まれた地域。
そんな恵まれた環境から、昔からわかめの名産地としてい知られた地域です。
板わかめはワカメを乾燥させただけのシンプルな食べ物。
シンプルだからこそ素材や作業にごまかしができません。
やはりベテランの経験がモノを言います。
鷲見さんが使うのはもちろんその日、漁師が朝一番で捕ってきたもの。
朝8時。とれたてのわかめが鷲見さんの工場に運ばれ、作業開始です。
まずは「洗い」の作業。ワカメを冷水で洗います。一見簡単そうな作業ですが、この「洗い」の作業が " 板ワカメの味を決める命 "との事です。
と言うのも、この洗いの作業、ワカメの表面をキレイにするだけでは無く、ワカメに付いた海水を程良く落として、美味しい塩味にする作業なのです。
板ワカメの優しい味は、きれいな海の味なのです。
「洗い」が終わると、網の上にワカメを一枚一枚丁寧に並べます。
ひとつ、ひとつが一つ手作業なので、お昼までかかって、約30枚しか作れません。
ただ、乗せるだけでも根気のいる作業ですが、「乾燥ムラ」の無いように、バランス良く一枚・一枚並べて行きます。
そして、調味料を加え乾燥器に入れます。乾燥が始まると工場いっぱいにさわやかな磯の香りが広がります。
水洗いのあと、丁寧に並べられた生わかめ。あとは 乾燥させれば、板ワカメになります。
朝一の「洗い」の作業から夕方頃に乾燥が終わり、やっと板ワカメの完成です。
乾燥前の茶色い生ワカメが、鮮やかな緑色の板ワカメになります。
工場内が乾燥したてのワカメの爽やかな香りがに包まれます。
70gの板ワカメを作る為に約1.5kgの生ワカメを使用が必要との事。
何とも贅沢です。
そして最後の作業。できたての板ワカメを袋に詰めて完成です。
鷲見さんのワカメには登録商標が付いてます。
と言うのも「鷲見律子の板ワカメよく売れる。」と昭和50年、鷲見さんの名前を騙ったニセモノが出回りました。
その様な事件が1度だけではなく3度も起こり、警察沙汰になったほどです。
今となっては鷲見さんのワカメの美味しさを証明する事件だったと笑い話になっていますが、それから鷲見さんのワカメには登録商標が付けられました。
袋を開けた瞬間に広がる磯の香り。
ご飯にふりかけるとその香りがいっそう食欲をそそります。
そして、新芽らしくサクサクとした歯触り、思わずご飯がすすみます。
山陰の春の美味。楽しんで頂ければ、幸いです。
ちなみに、鷲見律子さんは「すみ りつこ」と読みます。
「わしみ りつこ」と間違われますが、
「鷲見」とかいて「すみ」と読むのは山陰では珍しくない名前です。
一作日板わかめ到着しました。 ありがとうございました。
母は涙を流さんばかりに喜んでおりました。
母は米子近くの出身ですが もうそちらには生家もなく
80歳を過ぎておりますから故郷を訪ねる事もできません。
昨年偶然購入した板わかめで 故郷を懐かしんでおりました。
今年もまたこの 板わかめが食べられるなんて・・・とよろこんでおります。
板わかめのお陰で、食欲も出て、私も喜んでおります。
板わかめと一緒に母の故郷の空気も同梱されていたようです。
ありがとうございました。
前略 私共夫婦は共に米子出身。おいしい海の幸で育ちました。特に板ワカメは 大好き。それも鷲見さんの板わかめの味が好きで、以前に鷲見さんに直接TEL して注文した事もあります。
私は板ワカメを何度も買って、進物用、自宅用で味わっています。名和町の物が一番美味しく頂いてます。
商品内容 | 鷲見律子 板ワカメ(70g) |
原材料 | ワカメ(国産)、調味料(アミノ酸等) |
賞味期限 | 2024年3月 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避け、保存ください。 |
お召し上がり方 | 加熱してお召し上がりください。 |
価格:2,400円(税込)
[ポイント還元 24ポイント~]
1900年、母方の祖母は米子で生まれました。実家は、K町。
彼女は、その後、東京に出て、あたらしい生活がはじまりました。
関東大震災、東京大空襲を生きのびワタシの母を育てたワケです。
そしてワタシはいわゆる、お婆ちゃん子。
こども心に鮮明に覚えていることのひとつ。
季節になると米子からデッカくて厚くて無骨な板わかめが束になって送られてくる。
母によると、行商のおばさんから買っていた板わかめではなかったのかと。 当時は、炙ってから、でしたね。炙りすぎると茶色くなっちゃう。
祖母の最晩年、ワタシが大学生のとき、お婆ちゃんをお世話する日々がありました。
日本間に布団をふたつ並べて、いまでいう介護、ですね。
で、やつれてもふくよかなお顔のお婆ちゃんは言うのでした。
「わたしはこれがあればなにもいらないよ」。
白い御飯にぱりぱりと、婆さんのソウルフードです。
祖母の死後、あの板わかめはどこから来ていたのか知りたい、とあきらめられなくなりました。
まあ、なにもデータが残っていません。
暗中模索、あの手この手、いきあたりばったり、しかしあの板わかめは遠いところにいるようでした。
ワタシ以外板わかめに引っかかっている東京組はいないのです。
20年、30年、もうあきらめかけて久しいころ、鷲見さんの板わかめを知りました。
記憶にパーフェクトとはいいません。自分の記憶に自信があるわけでもありません。
でもいままでではいちばん記憶にちかい、香り、触感、磯の香、豊かさ。
それが、鷲見さんの板わかめにはありました。荒々しさと繊細さ。
鷲見さん、感謝します。
お婆ちゃん子の夢は還暦前にひと休みです。
一作日板わかめ到着しました。 ありがとうございました。
母は涙を流さんばかりに喜んでおりました。
母は米子近くの出身ですが もうそちらには生家もなく
80歳を過ぎておりますから故郷を訪ねる事もできません。
昨年偶然購入した板わかめで 故郷を懐かしんでおりました。
今年もまたこの 板わかめが食べられるなんて・・・とよろこんでおります。
板わかめのお陰で、食欲も出て、私も喜んでおります。
板わかめと一緒に母の故郷の空気も同梱されていたようです。
ありがとうございました。
本日、「板わかめ」が届きました。”これぞ板わかめ”というような姿に感動、一年越しの望みが叶い、今夜食するのが待ち遠しいです。また、同封の「説明書き等」にも感心しました。
幼い頃、東伯郡赤碕町の親戚宅へよく遊びに行き、日本海の海産物をいただき、その記憶が懐かしく思っていた矢先、一年前「鷲見さんの板わかめ」が大阪のテレビ番組で紹介され、入手しようと試みましたが品切れでした。やっと念願が叶います。
岐阜県 妹尾様(58才)
前略 私共夫婦は共に米子出身。おいしい海の幸で育ちました。特に板ワカメは 大好き。それも鷲見さんの板わかめの味が好きで、以前に鷲見さんに直接TEL して注文した事もあります。
帰省した際は必ず天満屋により、ヤマサ食品をのぞ き、買って帰ります。 先日、主人が勤務先のホームページに故郷の味として板わかめを紹介しました。 気に入った味の鷲見さんの名前を入れて。 そうしましたら、そのページを見た同僚の先生が東京から注文されたそうです。 どうもヤマサ食品の様です。
後に感想を聞いところ、とてもおいしかったとのこ と。他にも干物を注文されたとか。安心しました。と同時に当然よ。と思いまし た。米子に住んでいる方うらやましいです。鮮魚もおいしいし安いし。私は海に 面してない岐阜県に住んでいますから、主人のページも当分故郷の味の紹介が続 きそうですョ。
前略 私共夫婦は共に米子出身。おいしい海の幸で育ちました。特に板ワカメは 大好き。それも鷲見さんの板わかめの味が好きで、以前に鷲見さんに直接TEL して注文した事もあります。
私は板ワカメを何度も買って、進物用、自宅用で味わっています。名和町の物が一番美味しく頂いてます。