干物の食べ方
かますの開きをお作法通り食べてみる。
日本に古くから伝わる「お作法」。
その起源は戦国武将が心を落ち着かせるために作った物だと言われています。
美しい所作で、美味しい物をたべお腹も満たしてくれるだけではなく、心も満たしてくれます。
実際試してみると、普段より美味しく感じられます。
また、心が乱れていると上手に食べることができません。自分の心のバロメーター代わりにもなります。
ちなみに、日本のお作法は 右利きを前提に作られています。
※本来、私は左利きなので、箸が左から出ている写真がありますが、それは寛大な気持ちで見逃して下さい。
1.『上身』を食べます。
2.骨を取ります。
3.『下身』を食べます。
4.残した物を頭で隠し、皿の左上にまとめます。
焼きたてのカマスの開きです。
まずは、手前の「上身」からたべます。
上身を全部食べると、こんな感じになります。
骨を折り、頭と骨を切り離します。
この際、左手で魚の頭を押さえることはマナー違反ではありません。
骨を取り除きます。
下身を食べます。
残した身や皮は頭の下に隠します。
こんな感じに皿の左上にまとめれば、美しく食べ終わります。
以上 です。