【山陰の旬通信】2016年6月

もしかしたら役に立つかもしれない。お魚クイズ!

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山陰の旬通信 2016年6月1日
干物市場ドットコム齋藤です。 いつもありがとうございます。
突然ですが、お魚クイズです。

問題1:上品ぶり、無邪気らしく振る舞う人を「かまとと」と言いますが、その語源となった水産加工物を選びなさい。
1.魚醤
2.竹輪
3.蒲鉾
4.塩辛



正解は、3.蒲鉾(かまぼこ)です。
「かまとと」を漢字で書くと「蒲魚」になります。
かまぼこが魚から作られることを知らないふりして、「蒲鉾はトト(魚)からできているの?」とわざとらしく聞く事から生まれた言葉だそうです。


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実は、ワタクシ、今月末に「日本さかな検定」を受検します。
わざわざ大阪に行って受験するので、失敗は許されません。
そのため、お受験勉強をしております。
勉強してみると、ことわざや歴史など、知っているようで知らなかった事も多く、面白いのです。

でも、なかなか面白い問題だと思いませんか?
もう一問お付き合い下さい。

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問題2:旧暦の三月頃から旬をむかえることが漢字の由来である、開き干しやなめろうがおなじみの魚を選びなさい。
1.サバ 
2.アジ
3.サンマ
4.カツオ


答えは、2.アジ(鯵) です。
まあ、開き干し・なめろうが出た時点で答えはアジに決まっているのですが、解説を見ると、三月=参 魚+参= 鯵(アジ)←コレがアジの漢字の成り立ちだそうです。
ちょっとスゴくないですか?




最後に、もう一問。

-------------------- 問題3:ウロコが特徴的で、頭から尾にかけて36枚並んでいるので、一里(36町)になぞられた事が漢字の由来である、下図の魚を選びなさい。


1.イサキ
2.コイ
3.フナ
4.メダイ



答えは、2.コイ(鯉) です。
魚+里なので、コレは漢字を知っているとカンタンです。
ちなみに、名前の由来は、色が”濃い”。とか、夫婦仲が良いので”恋”から来たという説もあります。


おさかなクイズ3問 お付き合い頂いてありがとうございました。
評判が良かったら、またお送りします。

           
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追伸:
鯉のクイズの中に「一里(36町)」とありました。
ええ。昔の「尺貫法」と言うヤツです。

少し調べて見ました。

一里は→36町(≒4km)
一町は→60間(≒110m)
一間(尋)は→6尺(≒180cm)
一尺は→10寸(≒30cm)


そして、千里(ちさと)さん とか、千尋(ちひろ)さん と言うお名前は「尺貫法」から来ている事に気づきました。

千里=一里の千倍の距離(4000km)。
千尋=一尋の千倍の深さ(1800m)

転じて、非常に長いこと。また、きわめて深いこと。と言う意味が込められているそうです。

ええ。お魚検定なので、尺貫法はもちろん、千里や千尋の問題は出てきません。

ついつい、いらん事まで調べてしまうのでなかなか勉強がはかどりません、、、



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