【山陰の旬通信】2015年4月
皮は4分以内! さばのみりん干しの焼き方。
全てのみりん干しの「皮」は4分以上焼くと焦げます。
でも、全体が焼くのにかかる時間は約12分。
12分-4分=8分間
「最初の8分間は皮面を焼かない」事がポイントです。
片面グリルなら簡単ですが、両面グリルだと少し工夫がいります。
では、詳しく書いていきます。
両面焼きならアルミを引いて下さい。
ついでに、腹の薄い部分をアルミホイルで隠してやります。
●アルミホイルを使って8分間は皮を焼かない
みりん干しは焦げやすいので、解凍してから焼いて下さい。
グリルが両面焼きなら、下にアルミホイルを引いて下さい。
ついでに、腹の端っこを隠してやって下さい。
※皮とアルミホイルがひっつかないように、1回グシャっとして凹凸を作って下さい。
置く時に、もう一度軽くアミルホイルを「グシャ」して凹凸を高くして下さい。
では、焼きます。
火加減は中火がオススメです。
皮とアルミホイルは「面」ではなく、「点」で置きたいので、グリルに乗せる時、もう一度軽くアミルホイルを「グシャ」して下さい。
●8分経過。
表面が乾いて身が膨れて来れば、ひっくり返します。
8分経過。こんな感じに膨れます。
良い干物は焼き加減を魚自身が教えてくれます。
アルミホイルのおかげで皮に火が通ってません。
ここからは、アルミホイルをとって、約4分間、両面焼きします。
火加減は強火にします。
※片面グリルの方も同じように焼いても問題ありません。余熱で良い感じに火が通ります。
皮面全体がうっすらきつね色になりました。
ココで「完成」にしても良いです。
●(ひっくり返してから)2分経過。
こっからは好みですが、これくらいで、「完成」でも良いです。
実は、皮を焼かなくても、ひっくり返した時点で食べられますが、皮にみりんのアルコールが残るので、飛ばした方が美味しいです。
全体的に焦げ目がつきました。私好みの下記加減です。これ以上焼くと、こう↓なるので危険です。
●(ひっくり返してから)4分経過。
全体に焦げができれば完成です。
●ちなみに、6分焼くとこんな感じです。
「焦げ」が「炭」になってしまうとアウトです。
不安なので、「もうちょっと。もうちょっと。」と焼いているとこうなります。
思い切りが大事です。
完成です。キレイに焼けました。
皮面が黒焦げになってないので、苦み・臭みのないキレイな味で食べられます。
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では、焼いていきましょう。
火加減は中火がオススメです。
8分経過。
表面が乾いて身が膨れて来れば、ひっくり返しの合図。
本来はここでひっくり返します。
しかし、今回は焦がすのが不安で早めに取り出してしまうT様の奥様のために、「身の面なら時間をかけても大丈夫」を実践したいと思います。
さらに2分焼いて、10分経過。
魚の外側が焦げましたが、大コゲと言う感じではありません。
この2分を皮面でやると大コゲになりますので、焼き加減の調整は、身の面でやると失敗が少ないです。
ちなみに、焼きはじめ8分から身の膨らみは変わっていません。むしろ少し しぼんだ感じです。
「ひっくり返すタイミングは干物が教えてくれる」というのは、この事です。
ひっくりかえして皮面を焼きます。
写真はひっくり返してから4分経った時の様子です。
皮がぷくぷく踊れば、完成です。
完成です。キレイに焼けました。
皮面が黒焦げになってないので、苦み・臭みのないキレイな味で食べられます。
いわしが苦手な方でもオススメです。
子供にも絶賛でした。
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