炭火での美味しい焼き方
はたはたの干物の焼き方(炭火編)
なんだかんだ言って、七輪で焼く魚は美味い!!
手間はかかりますが、やはり美味い!
われわれ山陰の人間の定番干物。
脂ののった白身。ご飯のお供にぴったり。
「はたはた」の干物を焼いてみました。
前回までの結果で考えると、
●焼き時間はガスやIHと比べ半分。
●干物は解凍してから焼く。
●炭は少なめに。(炭と魚の距離は約15cmに保つ)
以上3点を守って、焼きたいと思います。
↑焼きはじめです。
約40gサイズのはたはたの干物なので、3分で焼きました。
↑焼き始めから3分。
どんぴしゃりです。キレイに焼けました。他の魚同様、皮から脂がにじみ出ます。
この脂で焦げたポツポツが全体的に広がっている事が焼き上がりの目安になります。
※見た目で判断できるので、カンタンです。
また、その脂が炭火に落ちる際、『パチパチ』と音がします。この音もひっくり返しと焼き上がりの合図です。ハタハタはの脂の多い魚なので、ウルメイワシなどに比べこの音が大きいので、カンタンに判断できます。
更に、3分(合計で6分)焼けば完成です。
やはり炭火で焼いた干物はうまいです。 ガスやIHで焼いた時の2倍の感動があります。
ガスやIHではふにゃっとなりがちな皮がパリッと仕上がって、身質が立って、食感がホクホクになります。
頭をとって、かぶりついて下さい。骨も柔らかいのでそのまま食べられます。
ハタハタの干物の焼き時間は 表裏 3分ずつ焼いて下さい。
やはり、炭で焼く時のポイントは前回と同じで、、、、
●焼き上がり時間は ガス・IHなどに比べると 圧倒的に早いので、”焼く事に集中する。”
※IHやガスグリルであれば、「中火で○○分」と言えるのですが、炭の量・炭のやけ加減によって焼き時間が変わりますので、ここに書いてある時間は参考程度にして下さい。
●短時間で焼く事が大切なので、「解凍してから焼く。」
●「炭は少なめに。」
※多すぎると、炭と魚の距離が近くなりすぎ、魚への温度が高温になるので、焦がすために焼いているようなモノです。魚と炭との距離が15cm位が適量です。
この3つで良いようです。
かますの干物の焼き方(炭火編)
なんだかんだ言って、七輪で焼く魚は美味い!!
手間はかかりますが、やはり美味い!
全国的に人気の高い。「カマス」の干物を焼いてみました。
前回までの結果で考えると、
●焼き時間はガスやIHと比べ半分。
●干物は解凍してから焼く。
●炭は少なめに。(炭と魚の距離は約15cmに保つ)
今回も、以上3点を守って、焼きたいと思います。
↑焼きはじめです。
今回のかますは150gの大きいサイズなので、身の面は4分焼きました。
焼き時間をどう見定めるか?
カマスに限らず、大きいサイズの魚は身が崩れやすいので、箸やトングでめくり、焼き加減を確かめる事が難しいです。
なので、焼けている音で判断するとカンタンです。
脂が炭火に落ちて、パチパチとなり出します。最初のパチパチから1~1分30分でパチパチパチッと大きく派手になります。その音がひっくり返すタイミングです。
↑焼き始めから4分経過。
良い感じです。『炭火で4分』と言うとかなりの長時間なので、焦げるかも?と心配しましたがバッチリでした。
皮面は、2分(合計で6分)焼けば完成です。
再度、焼き時間をどう見定めるか?
通常、目の色を見て、仕上がり加減を判断します。
(最初:透明→白濁色(80%の火の通り)→完全な白(100%の火の通り)→へこむ(焼きすぎ))
今回のカマスは長すぎて、七輪の中に収まり切れてません。
つまり、目が火に当たってないので、目が透明なままです。
こんな時は腹を見ます。透明な水(脂)が浮き出ています。
これが、沸騰したお湯の様にフツフツとなっていれば焼き上がりの目安です。
あと、先ほど書いた音も判断の材料になります。
かますの干物の焼き時間は 身の面:4分 皮2分焼いて下さい。
※別に3分:3分でも良いのですが、皮が焦げてしまうため、皮面は少ない方がオススメです。
やはり、炭で焼く時のポイントは前回と同じで、、、、
●焼き上がり時間は ガス・IHなどに比べると 圧倒的に早いので、”焼く事に集中する。”
※IHやガスグリルであれば、「中火で○○分」と言えるのですが、炭の量・炭のやけ加減によって焼き時間が変わりますので、ここに書いてある時間は参考程度にして下さい。
●短時間で焼く事が大切なので、「解凍してから焼く。」
●「炭は少なめに。」
※多すぎると、炭と魚の距離が近くなりすぎ、魚への温度が高温になるので、焦がすために焼いているようなモノです。魚と炭との距離が15cm位が適量です。
この3つで良いようです。
ウルメイワシの干物の焼き方(炭火編)
なんだかんだ言って、七輪で焼く魚は美味い!!
手間はかかりますが、やはり美味い!
今回はお酒のアテにぴったり、「ウルメイワシ」を焼いてみました。
前回までの結果で考えると、
●焼き時間はガスやIHと比べ半分。
●干物は解凍してから焼く。
●炭は少なめに。(炭と魚の距離は約15cmに保つ)
今回も、この3つを守って、説明したいと思います。
↑焼きはじめです。
ウルメイワシは小さいので、1分30秒焼きました。
↑焼き始めから1分30秒。
キレイに焼けました。他の魚同様、皮から脂がにじみ出ます。その脂が炭火に落ちる際、『パチパチ』と音がします。この音がひっくり返しと焼き上がりの合図です。
ウルメイワシの場合、のどぐろやアジに比べこの音が小さいので、注意深く聞いて下さい。
更に、1分30秒(合計で3分)焼けば完成です。
やはり炭火で焼いた干物はうまいです。 ガスやIHで焼いた時の2倍の感動があります。
皮がパリッと仕上がって、身質が立って、食感がホクホクになります。
頭もカリッと焼けているので、頭ごと食べられます。
うるめの干物の焼き時間は 表裏 1分30秒ずつ焼いて下さい。
普段、焼き時間は 最初に焼く面を長く、次に焼く面(皮面)は短くしますが、丸干しなので、同じ時間焼きました。(焼き上がった時の見た目が良いです。)
やはり、炭で焼く時のポイントは前回と同じで、、、、
●焼き上がり時間は ガス・IHなどに比べると 圧倒的に早いので、”焼く事に集中する。”
※IHやガスグリルであれば、「中火で○○分」と言えるのですが、炭の量・炭のやけ加減によって焼き時間が変わりますので、ここに書いてある時間は参考程度にして下さい。
●短時間で焼く事が大切なので、「解凍してから焼く。」
●「炭は少なめに。」
※多すぎると、炭と魚の距離が近くなりすぎ、魚への温度が高温になるので、焦がすために焼いているようなモノです。魚と炭との距離が15cm位が適量です。
この3つで良いようです。
笹がれい白連干しの焼き方(炭火編)
コンロやフライパンでの焼き方はこちらからどうぞ→笹ガレイ白連干しの焼き方(ご家庭編)
表裏 20秒ずつ焼いて下さい。
カンタンです。
勝負は一瞬です。まずは20秒焼きます。
1回に少しずつ焼くのが良いでしょう。
ひっくり返して20秒焼きます。完成です。
皮にぽつぽつあるのは脂がにじみ出して、焼けた跡。
素材に脂がのっている証拠です。
頭から豪快にお召し上がり下さい。
お酒に入れて、ヒレ酒風にしたら、オツなもんです。
炭火をおこすのに30分。めざしを焼くのに40秒。
準備に時間がかかる割には、めざしがあまりに短時間で焼けるので、大丈夫かな?と思い「あと10秒焼いてみよう。」と思うと失敗します。
思い切りが大切です。
ちなみに、、、、瀬戸内海の【でびらかれい】・【でべらかれい】と見た目が似てますが、【でびらかれい】の標準和名はタマガンゾウビラメ。
笹かれい(標準和名:ヤナギムシガレイ) 種類が違いますが、製造方法が一緒のなので、同じと考えても良いです。
笹かれいの方が、味がよく骨が柔らかいので、一般的には美味しいとされています。
笹かれい(城下カレイ)白蓮干し \540 (税込)
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めざし(上乾ウルメイワシ)の焼き方(炭火編)
表裏 20秒ずつ焼いて下さい。
いっぺんにたくさん焼くと大変な事になります。
以上です。
勝負は一瞬です。まずは20秒焼きます。
1回に焼くのは5~6本までが良いでしょう。
ひっくり返してさらに20秒焼きます。完成です。
いっぺんに10本以上焼くと、10本目を置き終わる前に20秒以上かかって焦げてしまいます。
ちなみに40秒焼くとこんな感じになります。
軽く焼き目が付くくらいがちょうど良いです。
炭火をおこすのに30分。めざしを焼くのに40秒。
準備に時間がかかる割には、めざしがあまりに短時間で焼けるので、大丈夫かな?と思い「あと10秒焼いてみよう。」と思うと失敗します。
思い切りが大切です。
大きいサイズの のどぐろ(あかむつ)の干物を七輪で焼く
なんだかんだ言って、七輪で焼く魚は美味しいです!!
今回は大人気の干物 のどぐろ(アカムツ)の干物を焼いてみました。
結論を最初に言います!
ポイントは4つ!
1.解凍してから焼く。
2.炭は少なめでもOK
3.焼き時間はガスやIHと比べ半分。
4.フライ返しで返す。
この4つです。
今回も、写真を多く使いご説明したいと思います。
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↑焼きはじめです。
セオリーどおり、解凍してから身の面から焼き始めます。
↑焼き始めから3分。
(写真ではチョット分かりにくいのですが、)干物の端っこの色が変わってきたら、ひっくり返す合図です。
大きいサイズのノドグロは予想以上に脂が乗っているので、予想以上に柔らかいです。
箸や、トングではなくフライ返しのような面積の大きいモノでひっくり返す事をオススメします。
ひっくり返すと↑こんな感じです。
焼き加減は「目の色」で判断します。目の色は透明のままです。
身の面の色を見ても分かりますが、この時点では「焼き」が甘いです。
しかし、焼き加減は一期一会。(やってみると分かりますが、身が崩れるので干物は何回もひっくり返せません。)
身の面の焼きが甘ければ、皮面をしっかり焼けばいいのです。
「少し、焼きが足りないな~。」と思っても、もう振り返ってはいけないのです。
と言うことで、皮面を約3分焼きました。
↑合計約6分で焼き上がりです。
これは、6分焼いた。というより6分焼かされた。という、言い方が正しいです。
ノドグロは脂が落ちますので、ボーボー煙が出たり、火が起こります。
特に大きいサイズのノドグロは焼き上がりの時にはもう、パニックです。
煙と火がボーボーになるので火から離すしかありません。
すなわち、焼き上がりは魚が教えてくれます。
↓焼き上がりはこんな感じです。
、 |
もうね、まずいワケがないでしょう。 ああ、美味いですね~。 なんなんでしょう?この美味さは? やはり、炭火焼きは最強ですね。 本当にねこれは、【日本国民一度はコレを食べるである。】と言う法律を作って欲しいくらいウマイです。 |
1.解凍してから焼く。
2.炭は少なめでもOK
3.焼き時間はガスやIHと比べ半分。
4.フライ返しで返す。
5.のどぐろは焼き上がりになると「大騒ぎ」になるので、ここに書いてある時間は気にしない。
※脂がのっていないのどぐろはもっと時間がかかります。
のどぐろ(あかむつ)の干物を七輪で焼く
なんだかんだ言って、七輪で焼く魚は美味しいです!!
今回は大人気の干物 のどぐろ(アカムツ)の干物を焼いてみました。
ポイントは3つ。
1.干物は解凍してから焼く。
2.炭は少なめに。(炭と魚の距離は約15cmに保つ)
3.焼き時間はガスやIHと比べ半分。
この3つです。
今回も、写真を多く使いご説明したいと思います。
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↑焼きはじめです。
セオリーどおり、解凍してから身の面から焼き始めます。
↑焼き始めから2分。
(写真ではチョット分かりにくいのですが、)干物の端っこの色が変わってきたら、ひっくり返す合図です。
不安な場合は、少し持ち上げて、目を見て下さい。白く濁っていればOKです。
ひっくり返すと↑こんな感じ。
脂が身からにじみ出て、見るからに美味しそうです。目の色もほど良く濁ってます。
そして、皮面も約2分焼きます。
↑こんな感じです。
ノドグロは脂が落ちますので、ボーボー煙が出たり、火が起こります。
焼き上がりの時にはラチがあかんくらい、煙か火がボーボーになるので火から離すしかありません。
すなわち、焼き上がりは魚が教えてくれます。
合計4分で焼き上がりです。
IHやガスグリルだと約10分かかるので、約50%の時間で焼き上がります。
ああ、美味いですね~。 なんなんでしょう?この美味さは?
身が立って、食感がホクホクになります。
そして、炭火で焼 いた干物ってすごく熱いのです。 「熱っ。ウマっ。熱っ。ウマっ。」の繰り返しです。
やはり、炭火焼きは最強ですね。
1.干物は解凍してから焼く。
2.炭は少なめに。(炭と魚の距離は約15cmに保つ)
3.焼き時間はガスやIHと比べ半分。
4.のどぐろは焼き上がりになると「大騒ぎ」になるので、焼き上がりが分かりやすい。
5 .本当に上等な干物と言うのは焼き上がりのタイミングを干物自体が教えてくれます。
脂がのっていないのどぐろはこんな感じになります。→他店ののどぐろを七輪で焼いてみました。
さばみりんの干物を七輪で焼いてみる【完全版】
七輪で焼く干物は美味い!!
手間はかかりますが、やはり美味い!
この感動を多くのお客様へ伝えるべく、炭火での美味しい焼き方をお伝えしております。
今回の干物はサバのみりん干しです。
普通の魚を焼く時は炭は↑これくらいですが、みりん干しを焼く時の炭は↑これくらい減らし、魚と炭の距離を25cmにします。
※ちなみに炭を減らさず、焼いくとこうなります。→さばみりんの干物を七輪で焼いてみる【火力が強くて失敗編】
では、焼いていきます。
セオリー通り、身の面から先に焼きます。
みりん干しの干物は身の面をしっかり焼き、皮をあっさり焼くのが基本です。
普通の干物なら、身の面3分→皮面2分焼きますが、身の面は4分しっかり焼きます。
ひっくり返し、皮面を焼くと花が咲くように、身が割れてきます。
約1分サッと焼いて、↓こんな感じに焦げ目をつけてやります。
全体にうっすら焦げ目が付くのが理想です。
焦げ目が十分でないと、臭みが出るからです。
ああ、、、、イイですね。 キレイですね。 美味くないわけがありません。
よくぞ 日本に生まれけり。
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さて、結論です 。
サバのみりん干しを炭で焼く時のポイントは、、、
●遠火で焼く。-魚と炭との距離は約25cm。近すぎると焦げるため。
●焼き上がり時間は ガス・IHなどに比べると 50%~70%位で圧倒的に早い。
●解凍してから焼く。
この3つと言うことになりました。よろしくお願いします。
他店ののどぐろ(あかむつ)の干物を七輪で焼いてみました。
他店ののどぐろの干物をインターネットで買ってみました。
炭はいつも通りこんな感じ。
干物焼きの基本通り、
・解凍して、
・身の面から先に焼きはじめます。
約6分後、ひっくり返しました。
今までの経験ですと、このサイズの干物は、約4分焼けばひっくり返す感じですが、かなり時間がかかりました。
身の膨らみも少ないです。
試食してみると、のどぐろ独特の身の膨らみ、脂の甘さがありません。
炭火独自のパリッとした歯ごたえもありません。
さて、今回の結論です。
【本当に上等な干物と言うのは焼き上がりのタイミングを干物自体が教えてくれます。】は本当でした。
手前ミソですが、ホントに脂がのった当店ののどぐろはこんな感じで焼けます。→のどぐろ(あかむつ)の干物を七輪で焼く
さばみりんの干物を七輪で焼いてみる【火力が強くて失敗編】
七輪で焼く干物は美味い!!
手間はかかりますが、やはり美味い!
この感動を多くのお客様へ伝えるべく、炭火での美味しい焼き方をお伝えしております。
今回の干物はサバのみりん干しです。
今回も良い感じに炭火が起こせました。前回までの結果を考えると、焼き時間は片面2分~3分です。
炭火はガスやIHに比べ火力が圧倒的に強いので早く焼けます。
ガス・IHで片面5~6分かかる干物は炭火だと2~3分です。
↑焼き始めから3分。ひっくり返しました。↓ふっくらしてますが、少し焦げました。
↑そして、皮面を1分(焼き始めから4分)。皮が焦げてしまいました。
ああ。やばいですね。 炭火の火力が強すぎましたね。
脂が落ちて、火がおきるし、、、、
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さて、結論です 。
サバのみりん干しを炭で焼く時のポイントは、、、
●魚と炭との距離は15cm位では焦げるので、炭は少なめ。
●焼き上がり時間は ガス・IHなどに比べると 50%~70%位で圧倒的に早い。
●解凍してから焼く。
そして、
○味醂干しは糖(水飴)が含まれるため、焦げる温度は約180℃。
タンパク質が焦げる温度より低いので、遠火で焼かねばならない。と言うのが結果です。
う~ん。キチンとした結果が出せませんでした、、、、、未決事項として、再チャレンジしたいと思います。