焼き方
のどぐろ特大サイズ焼いてみました。
今回は「特大のどぐろ」 を焼きたいと思います。
個人的には一生に一度は食べておくべき干物だと思いますが、
多くのお客様が、「大きすぎてグリルに入らないのでは?」とか「焼き方が難しいのでは?」とおっしゃいますが、
干物は大きさでは無く、厚みで焼き時間が決まるので、そんな特別に考える事はありません。
厚みはかれい大サイズとほぼ同じなので、いつも干物を焼く火加減で、10分~12分で焼き上がります。
ポイントは2つです。
●焼く前に約20分前から常温に置いておく事。
●火加減・焼き時間は普通の干物と同じ。※慎重になって、弱火で焼くと時間がかかりすぎてパサパサになります。
では、写真を交えてご説明いたします。
(大前提として、冷蔵庫で解凍されている状態として、) 焼く20分前に冷蔵庫から取り出し、常温に置いてやります。 大きい干物を焼く時はコレが一番のポイントです。 |
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大きい干物はひっくり返す時に崩れやすいので、両面焼きグリルで焼きたいところですが、ご自宅のグリルが片面焼きなら、ひっくり返す時はフライ返しで返すのをオススメします。
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では焼いていきます。
今回は撮影のため、皮を上にしましたが、身を上にした方が良いです。(脂が落ちにくいため。) |
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12分後。しっかり焼けました。
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いや~。何度焼いても、特大のどぐろは迫力があります。 もうね。脂のりが半端じゃないです。 普段100g前後のサイズののどぐろを食べていて、「やっぱ、のどぐろはうまいな~。」と思っているのですが、やはり、300gサイズは圧巻です。 |
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写真を撮るのを忘れましたが、食べ終わった後の皿に脂の水たまりができます。 まあ、スゴイ魚です。 トリュフ・フォアグラ・キャビア、、、、、世界には美味しいモノがたくさんありますが、それに負けないほど、圧倒されるほどのうま味があります。 是非、是非、是非、一度。 一度だけで良いので食べてみて下さい。 感動します。
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さば開きをグリルで焼いてみました。
サバの開きは大きいので、「どうやって焼くの?」と言われますが、普通に焼いて下さい。
我が家のIHグリルでは 12分で焼けます。
干物の焼き時間は重さではなく、干し加減で大きく変わります。
しっかり水分が約70%になるまで干してあるので焼き時間は短いです。
開きサバ(300g)です。
でかいです。グリルギリギリの大きさです。
約12分でこんな感じです。美味しそうに焼けました。
皮面もこんな感じです。
目の感じで判断すると、ノドグロのような脂の多い魚なら、もうちょっと焼いても良い感じですが、
開きサバならコレでちょうど良い感じです。
では試食です。
私のオススメは 1枚で 2回楽しむ食べ方です。
1回目
サバの開きは 塩加減がちょうど良く 優しい味なので まずは そのまま食べます。
干物なので、塩さばと比べて食感が良いです。適度な歯ごたえをもった、小気味よい食感です。
2回目 |
1尾が、約300gもあるので、お一人なら半分で十分だと思います。
残り半分は冷凍庫にしまって、またお好きな時に食べるのがオススメです。
うるめいわしの干物を焼き比べてみる。
干物はグリルで焼くのが良いのか? フライパンで焼くのが良いのか? 油は引いた方が良いのか?
焼いて、食べてみました。今回はウルメイワシの干物です。
それぞれの焼き方は下記のリンクから飛んで下さい。
○グリルで焼く
○炭火で焼く
○オリーブオイルで焼く
○フライパンで焼く
うん。ウマイです!!
オリーブオイルがウルメイワシの味の”カド”をとって食べやすくなります。
そして、オリーブオイルが味にボリュームを出すので、イワシが苦手が方にもオススメです。
次にグリルで焼いたウルメイワシです。
ウルメにほどよい焦げ目がついているので、ウルメの甘さと、苦みがウマイ具合にバランスを取ってます。
最後にフライパンです。
キレイに焼けます。キレイな味です。しかし、キレイ過ぎて味に変化がないので、少しつまらないかな?と言うのが感想です。
オリーブオイル
・後始末の簡単さ→○
・味→◎
オイルを使った分、チョット洗いがめんどくさいが、まあ少しの事。
とにかく味にボリュームがでて、とても好きな焼き方なので、オススメです。
フライパン
・後始末の簡単さ→◎
・味→○
焦げ目がつけば、もっと美味しくなると思うが、そんなに遜色ない美味さだし、洗うのがかんたんなので、悪くない焼き方だと思います。
グリル
・後始末の簡単さ→△
・味→◎
まあ、洗いのめんどくささが難点ですが、安定の美味さです。
以前、グリルを汚さず焼く方法を研究しましたが、ウルメイワシは臭いが強いので焼く度に洗った方が良さそうです。
ウルメイワシ名人 山本さんのページはコチラからどうぞ。 ↓ ↓ ↓ |
のどぐろの干物をグリルで焼いてみました。
普段お客様とお話ししていると、「干物を焼くとつい焼きすぎになるのよ。」とおっしゃるお客様が意外に多いです。
生焼けが怖くてついつい焼きすぎてしまうようですが、干物の目を見れば火が通ったかどうか?判断できます。
1.解凍してから焼いて下さい。 3.焼き時間は10分~12分 4.焼き加減は目の色・ふくらみで判断する。
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しっかり焼けて、弾力があるのに、中はホワホワに仕上がってます。 ノドグロのような脂ののった魚はしっかり焼く方が美味しいです。
今日もごちそうさまでした。 |
エテカレイの干物を美味しく焼く方法
1.解凍してから焼いて下さい。 2.火加減は中火~やや強い中火。 3.白い面から先に6分焼いて下さい。 4.(ひっくり返して)皮の面は約3分。
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○解凍してから焼く場合。 ●冷凍のまま焼く場合。 |
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○解凍してある場合。 ●冷凍のままの場合なら約8分焼いて下さい。
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○見た目:半透明だった、エテガレイの色が外側から内側に向かって白く変わってきます。全体的に白くなりうっすら焦げ目がつきます。 |
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○ひっくり返したら、皮面は約3~4分(身の面の50~60%の焼き時間)で中まで火が通ります。 ●冷凍のままの焼いた場合なら、ここで火を強くして中火と強火の中間にして皮面を約3~4分焼いて下さい。 また、焼き上がりのタイミングも魚が『合図』を出してくれますので確認して下さい。 |
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○見た目:「透明な水」(魚の脂)が表面から浮き出てきます。 ○音:「ジュージュー」が「パチッパチッ」と高い音に変わります。 そのまま、放っておくとまた、「パチッ・パチッ」に戻ります。これは焼きすぎのサインです。 つまり、音に山がありますので、山のてっぺんで火を止めるのがポイントです。 |
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不安な場合。しっぽから3cmくらい上の部分を箸で押してみて下さい。 穴(干す時に串を刺した穴です。)から水が出てきます。 白く濁った水→まだのサインです。 |
これからは少し上級編です。
焼き時間はグリルのメーカー・焼く季節(その日の気温)等で変わってきますので、少し曖昧に書きました。
当たり前ですが、自分の家のグリルなら、何度か焼くと、焼き方・焼き時間が分かってきます。
たとえば、ワタシの家のガスグリルなら100gのカレイなら、9分で焼き上がります。
焼き時間7分~9分の間。つまり、焼き上がり残り2分で、【しっとり焼くか?】、【パリッと焼くか?】焼き分ける事ができます。
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焼き上がる1~2分前に火を止めて余熱で火を通すと、しっとり仕上がります。 魚(タンパク質は)低い温度で火を通すと柔らかく仕上がる性質があります。 焼いた後すぐに食べない場合、冷めても柔らかく仕上げたい場合はこの方法がオススメです。 ちなみに、ワタシが家族の分を焼く時はこの方法です。 |
焼き上がり1~2分を強火にしてやります。皮が焦げて香ばしく仕上がります。 その代わり、エンガワの部分が焦げてしまう場合があるので仕上がりの美しさはありません。また、冷めた時には堅くなってしまいます。 しかし、皮のうまさ、身の食感は余熱で通す場合には味わえ無いうまさがあります。 焼き上がりすぐ食べる時にはオススメです。 ちなみにワタシが、自分で食べる分を焼く時はこの方法です。
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あじの干物をグリルで美味しく焼く方法
干物の基本あじの焼き方です。
解凍してから焼くパターン と 冷凍から焼くパターンの2パターン書きました。
(解凍してから焼くパターン)おいしく焼くための事前作業1:
あじの干物は解凍しておく。(できれば約30分まえに冷蔵庫から出して常温に近い温度にしておく。)
事前作業2:グリルは余熱を入れておく。(約1分)
さて、焼いていきましょう! 身の面を先に、中火より強い火で5分焼きます。 ※冷凍から焼くなら中火で7分焼いて下さい。 |
おいしそうな焼き目がついたらひっくり返して下さい。
※ひっくり返すタイミングは目の色でも判断できます。 乳白色が良いタイミングです。 目がへこむ状態は焼きすぎの状態です。 ※また、音でも判断できます。ジュージューという音は余計な水分が抜けている音。 |
この時点で7割火が通ってますので、皮面は3分焼いて下さい。 ※冷凍状態から焼き始めた方もここで中火より強い火加減にして、同じく3分焼いて下さい。 |
皮に焦げ目がついて、パリッとなれば、焼き上がりです。 ※同じく、焼き上がりのタイミングは目の色でも判断できます。 乳白色の目が完全に白くなれば、焼き上がりのタイミングです。 ※また、音でも判断できます。ジュージューという音は余計な水分が抜けている音。まだです。 |
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完成です。外はさっくり。中はしっとり。の焼き加減になりました。 ○解凍してから焼いた場合 ●冷凍のまま焼いた場合 私は解凍してから焼く方が好きですが、好みが分かれるかもしれませんので、ぜひ2パターン焼き比べていただければ幸いです。 |
次はもっとおいしく焼けます。
今回の結果、我が家のグリルでは【身の面5分:皮面3分】で焼けることが分かりました。
次は、【皮面 中火で3分】だったのを、【皮面中火で2分+強火1分】で焼くと皮がパリッとします。
すぐ食べるならこちらがオススメです。
また、【皮面中火で2分】火を消して、【余熱で1分】仕上げるとしっとり焼き上がります。
後で食べるならこちらがオススメです。冷めてもかたくななりません。
かますの干物の焼き方
カマスは焼きすぎると堅くなってしまいます。
短時間で強火で焼くのをオススメします。
●強火で焼くためのポイント
1.解凍してから焼く。凍ったままだと時間が長くかかります。また、生焼けの原因でもあります。
2.事前にコンロに余熱を入れておく。
この2点です。さあ、焼いていきましょう!
海の魚は身の面から焼き始めます。上火のガスグリルなら身の面が上になります。 |
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約7~9分焼いてひっくり返します。 ・コンロに余熱を入れたか? この2点で時間が変わるからです。 なので、焼き加減は目の色を参考にしてください。 |
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ひっくり返した時点で6~7割日が十手いるので、皮面は短めに5分位焼いて下さい。 |
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約5分後。おいしそうな焦げ目がつけば完成ですが、やはり焼き上がりの目安は目の色です。 完全に白くなれば焼き上がりの合図です |
短時間で焼く事により、柔らかく焼き上がります。
なれてきたら、1分前に火を止めて、コンロの余熱で火を通してやると更に柔らかく仕上がります。 たとえば、今回は全体で14分かかりましたので、次回も同じような時間で焼けるはずです。 |
魚の骨が苦手な人のために、、、、骨無しアジの開きを焼いてみました。
骨の無い干物は なぜ、ないのか?
実験してみました!
●骨の取り方
頭の付け根にハサミを入れて |
しっぽに向けてチョキチョキと切り取っていきます。 |
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腹骨をとって、、、 |
骨無しアジ。完成です! |
同じ条件で焼いてみました。
奥が骨ありの【普通の開きアジ】。 手前が『骨なしの開きアジ』です。
では試食してみましょう!
まずは普通の【骨あり開きアジ】。さすが名人の作った干物。脂がのって味わいも深いです。
続いて、『骨無しアジ』。
焼きたてを口に放り込んだのですが、食感が少しパサついてます。
そして、味わいが浅いです。最初の一口は美味しいのですが、噛んでいとすぐにうま味が無くってしまいます。
【骨あり開きアジ】の味を100点とすると、『骨無しアジ』は60点の味。
まあ、不味くは無いです。
今回の結論:
骨付きのまま焼くことにより、身の中の脂(うま味)を閉じこめる事を再発見しました。
すなわち、一般的に骨無し干物が売ってい無いのは、「干物を美味しく焼くには骨が必要だから。」と言う結論になりました。
小さいお子様がいらっしゃる方は、骨付きのまま焼いて、焼けてから骨を取ることをオススメします。
店長オススメ! のどぐろ丸干しの食べ方!
白いか一夜干しの焼き方(グリル編)
白いかは丸まらないように串を打ち、内側5分。ひっくり返して、外側を5分焼けば完成です。
白いかは焼きすぎに注意。透明な身が白くなったらもうOKです。
串がない場合
昔、串がない時はどうすれば良いの?と聞かれた事があります。
『串を買った方が断然ラクチンです。』とお答えしましたが、一応、書いておきます。
白いかは、丸まら無いようにこまめにひっくり返す事がポイントです。
焼き時間は全体で8分~10分です。
1.身・足を分け、身から中骨を外し、骨のあった面から焼いて下さい。
これくらい ほんのちょっと反り上がったらひっくり返して下さい。
2.焼き始めから約3分後、イカが丸まり始めたら、裏に返して下さい。
ひっくり返した後も同じです。これくらい反り上がったら再度ひっくり返して下さい。
3.ひっくり返して約3分後、再び丸まり始めます。
またひっくり返します。
この繰り返しです。串を打っとけば1回で終わります。
「反り上がり→ひっくり返す」を2~3回繰り返しせば、表面から水分
が出てきてきます。
触って弾力があれば完成です。
食べやすく切って、お召し上がり下さい。
下足は身が厚いので少し長めに焼きます。
焼きたてを食べやすいサイズに切って下さい。
白いか(けんさきいか)はコチラ。
白いか(けんさきいか)の入ったセットはコチラ
白いかの干物をフライパンで焼くポイント