名人安藤さんにご家庭でカンタンに一夜干しを作る方法を聞きました。
今回は冬の旬、ノドグロに挑戦です。漁獲量は少ないし、食べ応えのある大きいサイズは高価でなかなか手が出ない高級魚。
冬は冷たい乾燥した風が吹くので、干物には一番適した季節です。
今年の冬は、是非、一度挑戦してみて下さい。
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地味だけど一番大事な仕事です。
やはりコレが一番大事。
まずは「晴れ」な事を確認してください。
( https://weather.yahoo.co.jp/weather/ )
今日水揚げされたばかりの新鮮な物を選んで下さい。
多くの場合、魚屋さんに頼めば干物用に開いてもらえます。
魚屋さんに開いてもらい、さあ、お家に帰りましょう!
さあ、唯一の味付け「塩」をしましょう。「塩」と言うと、魚に直接塩を振る「振り塩」と塩水に漬ける「立て塩」が有りますが、ノドグロの様に身の柔らかい魚は塩水に漬ける「立て塩」が向いてます。
薄い塩水に約3時間漬けます。
「塩水の濃さ」ですが、舐めてみて、自分で「美味しい!」と思える塩水をまず作って、サヨリの様な淡泊な素材なら、そのまま。ノドグロの様に脂の多い魚なら、もうちょっと塩を足した塩水を作ります。 ※名人安藤さんは舐めてみて、「辛い!」と感じる濃い塩水に約1時間漬けます。
こっちの方が時間も早くて良いのですが、塩水が濃いい分だけ失敗も多くなります。オマケに素材、脂のりによって塩の濃さ、漬ける時間を変え無くてはいけ無いので、今回は失敗の少ない方を書きました。