山陰のお雑煮

お雑煮

今年の我が家のお雑煮です。

テレビなどで紹介される機会も多くなったので、ご存じの方も多いと思いますが、

この海苔は、十六島海苔(うっぷるいのり)と言って山陰では珍しくないお雑煮です。

江戸時代は『金』と同じ価値で取引をされていたそうで、今でも世界一高い海苔なんです。

とにかく海苔の香りが強いです。餅・だしじゃなく、海苔の香りを食べる感じです。

私はこのお雑煮でないと絶対ダメです。が、これは意見が分かれると思います。


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実は、山陰地方はお雑煮が大きく分けて4パターンあります。
甘いぜんざい・具少なめのすまし汁・具だくさんの関西風・かもじ海苔 この4つです。

山陰地方は東西に長く、江戸時代は、石見・出雲・伯耆・因幡 4つの国があり、それぞれお雑煮があるので、細かく分けると10種類はあると思います。

テレビでは十六島海苔のお雑煮を食べたレポーターが「磯の香りがスゴーい」と言ってますが、まあそこはテレビ。十六島海苔のお雑煮は好みがあると思います。

ウチの嫁さんの実家は兵庫県にも近い鳥取市(因幡・山陰地方の東端)出身なので、関西風のお雑煮です。
私は米子市(伯耆・山陰の真ん中)なので、かもじ海苔のお雑煮です。

ウチのお雑煮を食べた時、「海苔が強い」と言う率直なご意見を頂きました。
なので、ウチでは2種類のお雑煮を作って食べています。

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