今回は仕事の日でも作れる『 夜捌いて→朝干して→夕方完成 』で作りたいと思います。
夜18:00
仕事帰りにスーパー買ってきました。 2匹で199gでした。
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魚をさばく
ウロコをとります。
エラぶたから包丁を入れ、背骨にそって包丁を入れていきます。
最後は手で開きます。
エラを手で取り除きます。エラをとると内蔵も一緒にとれます。
素早く冷たい水で洗ってやります。血合いは歯ブラシを使うとカンタンです。
捌いた後の重さは187gでした。
塩につけます
8%の塩水で漬けるのが基本です。
塩水に魚をつける時間は、魚が100gなら20分~30分が目安ですが脂のりで時間を変えます。
今回は普通に脂がのっているので30分漬けました。
身が締まり、目が白濁してきたら、塩が入った証拠です。真水で軽く洗って、キッチンペーパーなどで良く水気を取ります。
※塩入れ後の重さは188gでした。
ラップして、冷蔵庫に一晩いれます。これにより熟成してより美味しくなります。朝どれの魚を新鮮なウチに干すからウマイのでは?!とイメージしがちですが、昔ながらの職人は塩入れの後、6時間~8時間冷蔵庫において熟成させます。
翌朝 朝8:00
干します
朝、8時風通しの良いところで干します。
ちなみにこの日の天気予報です。
帰宅 18:00
夕方6時。冬なのですっかり暗くなりました。干してから約10時間経ちました。
※18時以降は湿度が高くなるので、”干し”の進行が止まります。
帰宅が遅くなって夜中まで外に出していても「干しすぎ」になるご心配はありません。
干した後の重さは164g。干す前の87%です。
完成です
完成です。
小さいカマスですが、脂がのって美味しかったです。
朝干した魚を仕事が終わって夕方に食べる。野性味があってなかなかステキだと思います。
ちなみに、焼き上がりで65gでした。
【加工前】100g→【干す前】94g→【干し上がり】82g→【焼き上がり】65g でした。
コメント
写真があまりに美味しそうで真似っこしました。
丁寧な解説ありがとうございます、背開きうまくいきました!
焼く以外にも天ぷらも美味いです。
https://himono1ba.com/wp/2020/09/14/post-4501/
生魚から干して天ぷらにすると約24時間・10手順なので、失敗したらどうしよう?とドキドキします。
美味しかったら、「ここまで気持ちと時間を込めた食事が不味いわけが無い。」とちょっとした成功体験を味わえます。
おおおおお、おいしそうです!やってみます!
ありがとうございました!