6月21日は父の日
お父さんに美味しい干物とお酒をプレゼントしてみよう!
子供でも美味しく干物が焼けるように、1年365日干物を食べ続ける店長さんがゆっくり・やさしく教えるよ!
1.とにかく手を洗おう!
手にはいろんなバイ菌がついているぞ。
でも、手を洗えば大丈夫。
汚い手で料理して、お父さんがお腹を壊して会社を休むとイロイロめんどくさいぞ。
手をマメに洗っておけば、ほとんどの食品事故は防げるぞ。
お酒の好きなお父さんのためにのどぐろを焼こう!
のどぐろは山陰地方でとれる高級な魚の事で、スーパーマーケットにはあまり売ってないぞ。
図鑑には「あかむつ」と言う名前で載っているよ。
のどぐろは高級だから、買う時はお母さんに相談しよう。
「お父さんには、アジでいいわよ。アジで!」と言われたら素直にそうしよう。
さあ、手を洗ったら料理開始だ!
1.解凍してから焼こう!
※冷凍のままだと焦げたり、火が通ってないとか、失敗する事が多いぞ。
2.火加減は中火で焼こう。
※最初は失敗の少ない中火で焼こう。上手になったら火加減を調整してみよう。
3.焼き時間は10分~12分
※干物の焼き時間は魚の厚み×1.2を目安にしよう。
4.目の色・ふくらみに注目!
じゃあ、焼きながら詳しい説明をするよ。
解凍しよう!
一夜干しは解かしてから焼いた方が美味しく焼けるぞ。 冷凍庫から出して1時間位で解凍できるよ。
身から先に焼こう!
干物を焼く時は身(開いてある方)から先に焼こう。
表面グリル(表と裏が同時に焼けるグリル)でも、身の方を上にして焼こう。
店長さんの家のグリルで焼く時は「中火より少し強い位」の火加減がベストだけど、家によって変わるぞ。慣れるまでは中火で焼いてみよう。
焼く前の目の色を見ておこう
焼く前の目の色は透明で濡れた感じだよ。
焼いているウチに目の色が白くなってくるよ。
目の色が肝心だから最初の目の色を覚えておこう。
8分焼いたよ
今回のどぐろは約100gサイズ。厚みは約1cm。干物の焼き時間は、「厚みx12分」が目安だよ。
今回は1cmだから、1cm×12分=12分が目安だ。
8分焼いたノドグロはこんな感じ。
まだ、完全に焼けてないぞ。
なぜ、店長さんは焼けてないのが分かるのか?
目を見てみよう。
まだ、透明な色をしているのは、まだ焼けてない証拠だよ。
10分焼いたよ
上の写真からさらに2分焼いて、焼きはじめから10分経ったよ。
最初に『目安は12分』と書いたけど、もうコレで中まで火が通っているよ。
目の色はこんな感じ。
完全に白くなって、少し水分が残っている感じだね。
ここで皿に上げるとこんな感じだよ。
スゴく柔らかくて、箸で持つとぷるぷるするよ。
でも、柔らかいのが好きか?しっかり焼いた方が好きか?コレは好みが分かれるぞ。
店長さんは、のどぐろは脂が多くて柔らかい魚だからもうちょっと焼いた方が食べた時の食感(歯触り)がイイと思うからもうちょっと焼くよ。
12分焼いたよ
12分焼くとこんな感じ。
目の色は白いままさっきと変わら無いけど、さっきより乾いた感じになるよ。
こうなったら完成!!
これ以上焼くと、身がパサパサになったり、焦げたりするぞ。
完成!
身を上(皮が下)にして、頭を左に置くのが日本料理の基本だよ。
美味しそうに焼けたね。
フライパンで焼くならこのページを見よう
同じ方法で、アジ・かますなどなど、他の干物も上手に焼けるぞ。
→のどぐろをフライパンで焼く方法。
お母さんに「お父さんにはアジでイイわよ。アジで!」と言われたらこのページを見よう
→あじの干物をフライパンで美味しく焼く方法
「アジの干物じゃかわいそう、、、、」と思ったらこんな方法もオススメだよ
→あじの開きをオリーブオイルで焼いてみる。
お酒の好きなお父さんのために白いかを焼こう! 白いかは山陰地方でとれる高級なイカの事で、スーパーマーケットで売っているイカとは甘みと食感がちがうぞ。 図鑑には「ケンサキイカ」と言う名前で載っているよ。
さあ、手を洗ったら料理開始だ!
解凍しよう!
一夜干しは解かしてから焼いた方が美味しく焼けるぞ。 冷凍庫から出して1時間位で解凍できるよ。
イカに串を打とう
イカは焼くと曲がるよ。 曲がると、焼きづらくないるぞ。
焼く前に10cm位の竹串を刺しておくと曲がらずに焼けるよ。
家に串が無ければ、爪楊枝でもOK!
今回は店長さんも爪楊枝を使って焼いてみたよ。
では、焼こう!でも、その前に、
フライパンを温めよう!
準備ができたら、フライパンを置いて火にかけてフライパンを温めよう。 これをしないとイカがフライパンにくっついて上手に焼けないぞ。 中火(真ん中くらい強さ)で約2分。手をかざして5秒数えて、「熱っ!」と感じるまで火を入れたら準備OK。
では、焼こう!
温めたフライパンにイカの内側を下にして、入れよう。 イカには【外側】と【内側】があるぞ。 耳がついている方が外側。ない方が内側だよ。
4~5分焼こう!
イカを入れてから4~5分すると半透明だった色が白くなって、少しふっくらしたら、ひっくり返す合図。
裏面は3~4分焼こう
ひっくり返したら、3~4分で半透明の身が完全に白くなって、身がふっくらしてくえれば、焼き上がりだ。
今回は爪楊枝だったらこんなに曲がるから分かりやすいけど、串はこんなに曲がらないから、時間と音で判断するとバッチリだ。
盛りつけよう!
焼けたら、爪楊枝(串)を抜いて、食べやすい大きさに切ろう。 料理は見た目も大事だから、盛りつけもキチンとしよう! 子どもには包丁は危ないからキッチンばさみで切っても良いよ。 ※お母さんと相談してね。
足を切ろう
いかの足は10本あって、2本だけ長いぞ。 最初に切ってしまおう!
残りの8本の足も食べやすい大きさに切ろう。
足の部分を全部切ったらこんな感じで盛りつけよう。
身の部分を切ろう
次に身を切ろう。 1cm位(子どもの人差し指・大人の小指)の幅に切って、盛りつけよう。
身の部分が切れたらこんな感じに盛りつけよう。
耳を切ろう
耳もこんな感じで切って、、、
盛りつけて完成!!
ビールを飲むお父さんなら皿の隅にマヨネーズと一味唐辛子を添えておこう。
イカは、
1.最初はそのままでお酒を1杯
2.次は醤油を一回ししてお酒を1杯
3.マヨネーズを付けてお酒を1杯
3つの味でお酒が楽しめるぞ。
日本酒を使えば、もっと柔らかくやけるぞ。→ 白いかの焼き方
グリルで焼く時はこっちのページをみてね。→白いか一夜干しの焼き方(グリル編)
ビールは少しグラスを傾けると上手に注げるよ。
ビールはグラスに注いでグラスだけテーブル持って行こう。
「ビールが好き。」と言ってるお父さんも2杯目から発泡酒を入れても気づかないよ。
お母さんとこっそり相談してみよう。